朝は雨。さほど寒くない。今日は在宅で仕事。ようやく桜の開花宣言がでたようだが去年の今頃はもう満開を過ぎていたな。桜が終わると新緑の季節がやってくる。木の芽どき。なんというか居ても立っても居られない感じ。リビドーが騒ぐとでもいうか。新緑の時期はなんとなく落ち着かない。新緑といえば楓の新緑がすばらしい。最近TVを見ていたら あおもみじ ということばで楓の新緑を表現していたけれど 自分にはどうもしっくりこない。 初めて聞いた。せっかくのすばらしい楓の新緑をあおもみじと言ってしまうとなんだか俗っぽいような少しもったいない様な気がするのだ。まあこれも個人の感想だ。
それで楓の新緑というと思いだすのは有名な詩 いしのうへ で最後のほうの
翳りなきみ寺の春をすぎゆくなり
み寺の甍みどりにうるほひ
廂々に
風鐸のすがたしづかなれば
ひとりなるわが身の影をあゆまする甃のうへ
