Last-mile Delivery

与太話アンド Assorted Love Songs

2020-01-01から1年間の記事一覧

キミは 全ピ連 を知っているか

ひょんなことから 昔のウーマンリブ運動を思い出した。 そもそもウーマンリブ活動なんて今では覚えている人もあまりいないだろうけれど しかしこの活動が今どうなっているのか また このリーダ的な存在だった方はどうしているのか知りたくなった。 しかし そ…

ソメイヨシノとあだ花

桜が咲くと なんだか居てもたってもいられない気分になる。 残念ながら今年は花見はできなかった。 去年は 飯田橋から市ヶ谷へつづくお濠ばたを花見を兼ねて歩いた。 このあたり老木を切って新しい木を植えたせいだろうか 少し侘しい感じがしたのを覚えてい…

清明 2020

清明 なんと美しい言葉でしょう。 その字面含めてこの時期のさわやかさをこれ以上に表した言葉は無いように思う。 桜が散るとすぐに新緑がやってきて 木の芽どきと言う言葉があるが 先祖がたぶんマレーシアの猿のじぶんとしてはこの時期なんともやるせない。…

メルケル首相のTV演説 (引用)

独国 メルケル首相の国民に向けたスピーチが好評とのことで 以下友人から周ってきたメール。 読んでみると 以下に書かれているように本当に具体的で論理的で社会の構成員に目配りが効いていて その決意のほどが明快ですね。 日本のTVでは 戦争とか 第二次世…

NYコロナの状況

ニューヨーク在住の学生時代の友人からメールが来た。 数字の規模を見ると日本とはけた違いのようだ。 数字はたぶん彼の地の大使館からの数字。 人口密度は日本のほうが全然高いのに。 それにしても増加数もすごい。 なんとかしてくれ。 メールの最後の方に…

Wish you were here

ってこの時期よく聞く言葉だ。 あなたに ここにいて欲しかった とでもいうのだろうか。ここにいて欲しいと 今の事を言っているのに この were の過去形がしっくりこないけど 昔 学校で習った仮定法過去というものなのかな。 実際はいないのに ここにいてくれ…

リムジンバスを停めた話

暗い話ばかりの今日このごろだけど。 昔のバカ話。 それはもう10年も前になるだろうか。 ある出張の時。 成田空港に行くべく 新宿でリムジンバスのチケットを買った。 出発時間まで少し時間があったので地下でコーヒーを買って飲んだ。 時刻表によれば新宿西…

説教くさい地名に囲まれた街で

遠い昔台北にしばらく住んだ事があった。 当時ほぼ同じ年恰好で親しくしていた現地の営業マンがいた。 仮に名前を 張 君 としよう - 親しくなって、彼の家に何度かおよばれして食事をごちそうになった事があった。 ご両親は日本語が堪能で、きっと じぶんよ…

雨占い

朝方買い物のため 近くまで車を走らせた。 外は予報通り雨がふっている。 日曜の朝は車も少なく運転しながら目に入る曇天の下少し煙ったような冬枯れの風景をみながらなんとなくデジャブ感に浸った。 かつそのデジャブな感じには少しだけなにか感傷のような…

君とクレオと横浜で

ブログを徘徊していたら急に横浜の事を思い出してしまった。 その昔ジャズ喫茶なるものがあった。 それもいくつかの種類があって、普通の喫茶店のようにバックミュージック風に流しているものから、大きなスピーカを置いて、音楽のボリュームが大きくて、お…

高緯度 な 感じ

東西南北のことを書いたついでに。 でも 高緯度な感じ があると思う。 たとえば 夏 なかなか陽が沈まない、 夕方過ぎてもまだ明るい。 つまり時刻の違和感。 それから新緑の季節なのに夜になると驚くくらい空気が冷たい。 そして夏が来たというのに 外は肌寒…

東京における南北文化疎外について

数年前、世田谷美術館に行った。 自分の家から直線距離で南方向に数キロではあるが バスを3本乗り継いでゆかなければならなかった。 (世田谷は道路が複雑で狭く、不便なことでも有名だが)東京における南北の移動は東西のそれにくらべると ぐっと便利さが落…

フォッサマグナが分かつ西と東

今でも列車が新大阪駅に着き、新大阪の駅のホームに降り立つと緊張感を感ずる。 あるいは伊丹空港について梅田までのバスチケットを買うあたりにゆくと 身構える。 この緊張感は つまり じぶんは東京モンにみられているのではないか、立ち振る舞いからもうす…

ちょい悪おやじがきらいだ

ちょい悪おやじ という言葉を耳にすることがある。 でも このちょい悪おやじ という言葉が好きじゃない。というより それが想定するところのある種のステレオタイプというか それにまつわる雰囲気とか そういう風に自称する輩があんまり好きじゃない。 そも…

インスパイヤされて (営業の心得)

ぼくもさすがに今日は職場で泣けてきそうだった。 海外で駆け回る仕事をしたくて入った会社だけど 上司のおっさん まるで海外営業マンとは対照的なただのオヤジだ。 ことあるごとにぼくを捕まえては “んまえなー、営業っつーのはなー、ハートなんだよハート…

君とダバオでキラニアを。

さてビスリグ Bislig。 あまり知っている人はいないだろう。 最近仕事の関係で再びこの地名を見た時目を疑った。 埋もれていた思い出がよみがえってきた。 ビスリグはミンダナオ島の小さな街で 遠い昔、1990年代後半、ここで仕事があって何回か訪問したこと…

韓国めしは何故うまいか に関する考察 Rev 1

韓国めしがなぜうまいか。 もちろんその味がうまいからであるけれど その背後には 韓国めしは 本来日本人にとっては 行儀が悪いとか、野暮であるとか、見栄えが悪いとか そういった文化的制約 あるいは見栄のせいで “本当はそうしたいのだけど できない” 事…