Last-mile Delivery

与太話アンド Assorted Love Songs

気難しいカレー屋とかラーメン屋とか

今の仕事場はラーメンで有名な某所に借りている。ここにはいくつか有名老舗ラーメン店とかその筋では有名な昭和の古い飲み屋とかウナギ屋とかイカばかり食わせる新しい店とか気難しいカレー屋とかいろいろあるらしい。仕事場の近くにはこのイカの店と並びの海鮮のみやが徒歩一分くらいのところにある。ここに移ってもう3年になるけど残念ながらどれも一度も行ったことはない。 飲み屋のほうは一緒に飲む仲間が近くにいない(悲しいな)のと独りで飲みにゆくのもあまり気が進まないのが主たる理由。気難しいカレー屋はなんだかめんどくさそうで別に気を使ってカレー食わなくてもよいかなというか並ぶのも嫌いなので行く気がしない。カレーだったらアジアや中東駐在時代および多くのインド出張含めたくさん食っているぞという無意味な自負もある 最近仕事場のすぐ横に新しいラーメン屋が開店した。今風にいろいろとウンチクを書いた看板があって行ってみるかと思っていたが昼時は毎日行列している。これを眺めていて老舗のラーメン屋を思い出した。 遠い昔一回くらい行ったことがある。 場所も駅から歩いてすぐである。ある日思い立ってこの無精なおれにしては珍しく足を向けたのだ。 時刻は平日の12時少し前。 店の前に行列はない。 入口で南西アジア方面出身と思われるおれには比較的親しみを感じる店員が注文を取ってくれ食券を渡してくれる。 出てきたラーメンはまあそういうものだろうなということだった (どういうものだ) 850円 ネギとかメンマをトッピングすると軽く1000円を超える。 ケチなおれには高価なラーメンだ。