Last-mile Delivery

与太話アンド Assorted Love Songs

3月25日 (月) バスの座席に関する行動原理

雨。月曜の朝の雨。非常にモチベーションも低い。雨の中を歩いて行く元気がなかったのでバスに乗ることにした。バスに乗るのも実に久しぶりである。

バスの座席といえば最近は進行方向に向かって列車のようなシートが設置されている。 前方は一人掛け 後方は二人掛けである。最後尾は進行方向を向いたロングシートのようなものになっている。

ふだん バスに乗るときはほとんど座らないのだがこの日は荷物が重く席も空いていたのでおれは最後方のロングシートの向かって右側の窓際の隣に座った。

ある停留所に近づくと 左の窓際にすわっている、つまり おれの左となりのオジサンが下りるそぶりを盛大に示したのでおれも準備をした。 おれの斜め前の二人掛けの席が空いていたので停留所に止まったら そこに移り オジサンが出やすいようにしようと思っていた。 

さてバスは停留所につきおれは立って前の席に移り 通路をあけようとした。すると 同じ最後方のロングシートの右側の窓際の人が降りようとするではないか。しかたがないので おれは立ったままその人が降りるのを待った。ここで降りようとする左のオジサンをブロックしてしまう結果となった。さて 右の人がおりたので おれは 一つ前の二人掛けの席に移ろうとしたのだが 今度は何故かおれの前の左側の二人掛けの右側の席に座っていた人がそこへ移ろうとしたのでおれはそこで進路を断たれた。おれの左側のオジサンはたぶん業を煮やしてリュックを背負ったまま強引におれのよこをすり抜けていった。 大変不愉快そうな表情を浮かべて。おれはすみませんと謝ったが まあそりゃそうだ このヒトから見れば おれがなにをしようかわからず ただ通路に突っ立って ジャマしているだけのジジイだから。

まあたまに乗り物にのるのでこういう状況でのふるまいが分からず こういうことになるのかな。なんとなくがっかりした。よかれと思ったことだが逆の結果になった。家に帰ってこの話をしたら おれの 良かれと思ってはすべて良くないことになるからヤメロ ということだった。